CCCMKホールディングス TECH LABの Tech Blog

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2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Agentに関する論文"A Survey on Large Language Model based Autonomous Agents"を読んでAgentシステムの構成についてまとめてみました。

こんにちは、CCCMKホールディングス TECH LAB三浦です。 8月ももうすぐ終わりですね。日中はまだまだ暑いですが、夜に洗濯物を取り込んでいたら虫の鳴き声が聞こえてきて、夏の終わりだなぁとしみじみとしてしまいました。 "Autonomous Agent(自律型エージェ…

OllamaとLangGraphでローカルLLMによるAgentを作って動かしてみました。

こんにちは、CCCMKホールディングス TECH LABの三浦です。 相変わらず厳しい暑さが続いていますが、朝夕は少しだけ涼しくなってきたように感じます。日中の気温もはやく落ち着くといいなぁと心待ちにしています。 さて、最近はオープンソースのLLMの活用に興…

データサイエンスエキスパートに合格しました

データサイエンスグループの木下です。 この度、データサイエンスエキスパートという資格に合格いたしました。 この資格の説明と、勉強の仕方などに関して、記事を書いていこうと思います。 データサイエンスエキスパートとは 統計検定の試験の一つです。 デ…

LLMの学習用データをMulti-Agentを活用して生成する"AgentInstruct"というテクニックについて調べてみました。

こんにちは、CCCMKホールディングス TECH LABの三浦です。 最近オープンソースのLLMのFine-Tuningにとても可能性を感じていて、色々なことに活用していきたいな、と考えています。ところがFine-Tuning用の学習用データが十分に集まらないことが多く、データ…

llama.cpp各種モデル18パターンの速度比較(Llama 3.1/Gemma 2/Phi-3…, GPU/x86_64/arm64)※おすすめモデル有り

はじめに こんにちは。テックラボの高橋です。 本記事ではllama.cppで実行可能なモデルを片っ端から実行して良さげなモデルを探していきます。 なお、llama.cppの詳細やパラメータ設定については以下の記事をご参照ください。 techblog.cccmkhd.co.jp モデル…

Fine-TuningしたHugging FaceのLLMをllama.cppでGGUFファイルに変換する手順についてまとめてみます。

こんにちは、CCCMKホールディングスTECH LAB三浦です。 先日花火を久しぶりに見ました。遠くから眺めるだけだったのですが、色々な色や形の花火が見られました。花火の形も時代とともに変わっていくのだなぁとしみじみしました。 さて、以前オープンソースの…

DatabricksでLlama3.1 70BのマルチGPU推論を行う

はじめに こんにちは。テックラボの高橋です。 本記事ではDatabricks上でLlama3.1のマルチGPU推論ができるかどうか試していきます。 8Bのモデルだと16G 1枚で実行できてしまうので、あえて70Bのモデルに挑戦してみます。 ※モデル毎の速度比較については下記…